昨日の本の話題の続きです。
『世界のお弁当』(著者:服部直美)
という本です。
私の持っている本は旧版で出版社と表紙と値段が違いますが
多分内容は同じと思う。
お弁当って
学校や職場に持って行くものも
駅弁も
どっちも日本が世界一凝っているんじゃないかな?
日本のお弁当は結構凝っているので海外から来られた方は戸惑うのでは。
中国から来られた親御さん向けのお弁当の作り方の本を見た事があります。中国は冷えた米飯は食べない習慣なので弁当は有り得ない事なのかも。
駅弁も、保育社のカラーブックスの駅弁の本に書いてありましたが(古い話だw)
ヨーロッパにもあるけれど簡単なものだそうです。
日本は駅弁だけで一冊の本ができる程、凝ってますよね。飛行機の機内で食べることのできる少し小ぶりな空弁さえもある!
という前提で。
世界のお弁当という本を開くと
各国のランチの事情がいろいろ見えて楽しいですね。
日本のような凝ったのは世界ではユニークだと思いますが
出先(学校や職場)で食べるというシチュエーションがあるのは万国共通。
弁当箱に入った弁当を食べるよりも、バスケットに詰めたピクニックやラッピングペーパーで簡単に包んだサンドで済ませてしまう方がポピュラーの地域もあるのかな?と思いますけどね。
ソウルフードの本でもあるね。各国の馴染みの深い食べ物とか味覚(味付けや香辛料や食材とか)が見えてきます。
これはサンドイッチの図鑑でも同じでしたね。
サンドイッチの図鑑では、結局よく食べているものをパン類に挟んでいるだけじゃない?っていうのが多かったです。
普段よく食べている物を容器に詰めて持ってきただけ、というのも多かったです。
二つだけお弁当を紹介しましょう。
アメリカ。
ピーナッツバターとジャムのサンドイッチとリンゴとお菓子。シンプルです。
(農場の少年という開拓者時代の話の本では
ドーナツとアップルパイとリンゴでしたから
まあアメリカってこんな感じかな😁)
ごはんとおかずをバナナの葉っぱで包んだ物。
(古い料理本にあった話で、太平洋戦争中にインドネシアで作業に駆り出された人もコレと同様で
ご飯とアヤムカリー(骨つき鶏肉のカレー煮込み)が葉っぱで包まれた物でした。)
葉っぱで包むのは、インドネシアの携帯食のスタイルなんですね。
今は葉ではなくオイルペーパーも増えていると、世界のお弁当の本には書いてありました。
簡単なレシピもついているので
世界のお弁当にチャレンジ出来るかもの本です。私は再現したことは無いけれど、料理のヒントにはなりました。
以上、世界のお弁当という本の紹介でした。
*この関連で明日もちょっとしたお弁当の話を書きます。